【バルカンクラシック400】エンジンオイルの交換!必要な工具や注意点も

こんにちは。

今回はバルカンクラシック400のエンジンオイルの交換をしたので、その経緯を紹介していきます。

 

ちなみにオイル交換をしないといけない理由はこちらの記事にまとめています。

気になる方は、こちらの記事もあわせて読んでみてください!

 

この記事の内容

バルカンクラシック400のオイル交換に使った工具


今回オイル交換に使った工具は

  • 大きめのマイナスドライバー
  • 17mmのレンチ(できればスパナよりもナメにくいメガネがいいです。画像で言うと、スパナの反対側の丸い方。)
  • ジャッキ

の3つがあれば大丈夫です。

 

あとは一応車体の転倒防止の為のブロックと、抜いたオイルを捨てるのにゴミ袋と新聞紙を用意しました。

 

【バルカンクラシック400】エンジンオイルの交換と注意点!

それではオイルの交換をしていきます。

まずは古いオイルを抜く作業から

ブロックとジャッキを使って車体をなるべくまっすぐにします。

 

丸い所にはオイルフィルターがついていますが、これはバイクが完成してから最後にもう一度オイル交換をする時に換えようと思っているので、今回はそのままです。

 

ちなみにオイルフィルターを交換するときは、古いオイルを抜き終わった後にプライヤーなどで挟んで反時計回りに回せば外すことができます。

オイルが残っている状態でフィルターを外すとここからもオイルが出てくるので、大きめの受け皿を用意しておくといいですよ。

 

新しいオイルフィルターを取り付けるときは、フィルターのパッキンの部分にエンジンオイルを湿布しておくと回しやすいです。

あとは手で堅くなるまで締めればOK。

 

取り付け部分にゴミなどがかんでいるとオイル漏れの原因になるので、取り付け部分はウエスなどで綺麗にしておきましょう。

 

 

ジャッキアップができたら、エンジンの下をのぞくとオイルを抜くドレンボルトが確認できます。

ドレンボルトは2種類あって、奥側の方はラジエーターの冷却水が抜けるようになっています。

 

オイルを抜くときは手前(フロントフォーク側)の方を外します。

 

 

ボルトをはずすと、オイルが

「ドバーッ」

と出るので、その前にゴミ袋やオイルパンを用意しておいてくださいね。

 

ドレンボルトをはずしたらオイルが出てきました。

 

今回はエンジンがかからないのでそのまま抜きましたが、できればエンジンをかけてほんの少しだけオイルを温めた方がオイルが柔らかくなって抜けやすいです。

ただし温めすぎると火傷する可能性もあるので、加減がわからない場合はそのまま抜いたほうが無難です。

 

注意点①

ドレンボルトにはアルミのワッシャーがついてます。
ドレンボルトを外した時、このワッシャーに気づかずにそのままオイルの中に落ちていることがあるので、無くさないように注意して下さい。
このワッシャーはパッキンの役割りをしているので、これをつけずにドレンボルトをしめたらここからオイル漏れをおこします。
できればこのワッシャーはドレンボルトをはずすごとに交換するべきなのですが、今回はそのまま使いました。

 

で、オイルが出てこなくなったら、エンジン左下にあるオイルののぞき窓を見てみます。

からっぽになってますね。

 

オイルが抜けたら、オイルの出口周りとドレンボルトをウエスで拭くかパーツクリーナーできれいにしておいてください。

綺麗になったらドレンボルトをつけます。(しつこいですがワッシャーをつけるのを忘れずに!!)

 

注意点②

ドレンボルトの締めすぎにはくれぐれも注意して下さい。
力いっぱい締め込むと、エンジン側のネジ山がダメになってここからオイル漏れを起こす上、それを修理しようと思ったらエンジンをばらさないといけないのでかなりの費用が掛かります。

僕の感覚としては、ボルトを締めていって固くなったところで、レンチを短く持って

「クッ」

とするくらいにしています。

 

新しいオイルを入れる

古いオイルを抜いたら、次は新しいオイルを入れていきます。

 

新しいオイルはこのフタを開けたところから入れます。

大きなマイナスドライバーを使えば取ることができますよ。

 

メーカーのマニュアルでは、エンジンオイルの硬さは10w-40でオイル交換時の容量は2.7リットルとなっています。

 

あとでもう一度オイル交換をする予定なので、今回のオイルは安いものを使いました。

こまめに交換するのであれば安いものでも全然いいですけどね。

ただし、車用ではなくきちんとバイク用のものを使ってください。

 

 

で、オイルが入りました。

 

ちょっと見えにくいですが、窓の隣にHとLの表示があります。

エンジンオイルの量は、この表示の真ん中あたりが適性です。

 

車体がまっすぐになっている状態で2.7ℓ入れると、この表示の真ん中くらいになると思います。

 

 

オイルを入れ終わったら、一度エンジンをかけてオイルを全体に回します。

それから、もう一度オイルの量を確認して真ん中になっていればOKです。

少ないようなら、ちょっとずつ足しながら微調整してください。

 

 

僕の場合はかなり長い間バイクを放置していてヘッドの方のオイルも下に落ちているかもしれないので、今回は少し多目にいれておきました。

 

以上で、バルカンクラシック400のエンジンオイルの交換はおしまいです。

 

交換したエンジンオイルの処分法は?

オイル交換は無事終了ですが、問題は古いエンジンオイルの処分です。

 

古いエンジンオイルは、今回僕がやったみたいに新聞紙にオイルを吸わせてゴミ袋で捨てるか、

オイルがあったかい状態なら固めるテンプルみたいなやつで固めてから燃えるごみとして捨てる方法があります。

 

また、身近に使えそうなものがない場合はこういった便利な商品もあります。

G0001エンジンオイル用廃油パック5L
created by Rinker

 

ただし、地域によってはゴミ捨ての規定が違うので、各自治体での確認だけはしておいてください

 

もし、ゴミとして捨てられないようであれば、近くのガソリンスタンドやカー用品店、バイクショップなどで引き取ってもらえないか問い合わせてみましょう。

引き取り料金はかかるかもしれませんが、古いオイルをそのままにしておくわけにもいかないので仕方がありませんね。

 

また、先ほど紹介したようなオイルを紙に吸わせたり固めた状態では、廃油としてガソリンスタンドなどで引き取ってもらうことができなくなってしまいます。

その場合は産業廃棄物の処理業者に問い合わせてみましょう。

 

まとめ

ということで、

今回はバルカンクラシック400のエンジンオイルの交換方法や使用した工具、注意点についてお伝えしました。

 

オイル交換は慣れると20〜30分もあればできると思いますが、初めての時には

  • ドレンボルトのワッシャーをなくさないようにする。
  • ドレンボルトの締めすぎには注意する。

ことには十分注意してください。

 

特にドレンボルトの締めすぎによってエンジン側のネジ山がダメになってしまうと、エンジンをバラす羽目になって修理代がえげつないことになってしまいます。

 

また、エンジンオイルの廃棄方法が各自治体によって違うので、まずは古いオイルの処分方法を調べておくことをおすすめします。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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