こんにちは。
バルカンを復活させるにあたって、久しぶりにエンジンをかけてみるときにキルスイッチの接点不良でプラグに火がとばないことがありました。
今回の記事ではバルカンクラシックのハンドルスイッチの接点不良をなおしてみた経緯を紹介したいと思います。
この記事の内容
バルカンクラシックのハンドルスイッチの接点不良をなおす手順を画像付きで紹介!
それではバルカンクラシックのハンドルスイッチの接点不良をなおす手順を、スロットル側・クラッチ側にわけて紹介していきます。
スロットル側のスイッチ
まずはスロットル側のスイッチからやっていきます。
現在バイクをバラしているので、スイッチボックスを外してある状態からやっていきます。
はじめにスイッチボックスの下側にある2つのプラスねじを外します。
スイッチボックスを開けたらまずはスタータースイッチの作業からやっていきます。
○のボルトを2つ外してみます。
こんな感じでとれました。
ここにある金属が触れることによって電気が流れる仕組みになっています。
今回はこの金属同士が触れる部分がサビて接触不良を起こしていたわけですね。
このスイッチの金属の部分をサッとやすりがけして、金属の表面のサビを落としてあげます。
仕上げにKURE5-56をつけると表面がサビににくなりますよ。
次はキルスイッチの方を分解していきます。
○の部分にある3つのネジを外します。
こんな感じでとれました。
小さな部品なので無くさないようにしてくださいね。(特にバネ)
パーツをバラすとこんな感じ。
先ほどと同じように、金属の部分をサッとやすりがけして5-56をつけます。
あとはもとの状態に戻して、スロットル側の作業はは完了です!
クラッチ側のスイッチ
次はクラッチ側をやっていきます。
こちらもスロットル側と同じようにスイッチボックスの下側にある2つのネジを外します。
まずはホーンのスイッチから。
○のねじを外します。
ホーンのスイッチの仕組みはスタータースイッチと一緒なので、先ほどと同じようにしてください。
残りのネジをはずすと、ヘッドライトのHigh/Lowの切り替えスイッチとウィンカーのスイッチがとれます。
ヘッドライトのスイッチは、先ほど紹介したキルスイッチのものと仕組みは一緒です。
こちらもやすりがけして5-56を吹いておきましょう。
ウィンカーのスイッチは左右に動かすと接点がこすれるので、接点不良になる事はあまりないと思います。
なので、わざわざ分解する必要はないでしょう。
せっかくだからやってみたいと思う方は、スイッチの左右にあるツメを外すことでスイッチを分解することができます。
ただ、ここには小さな部品がいっぱいあるので、無くして後悔しないようにしてくださいね。
特に真ん中にある小さいバネは、スイッチをばらした瞬間に飛び出してくるので注意が必要です。
あとはこれまでと同じように、金属部分をやすりがけして組み直します。
以上でハンドルスイッチの接点を復活させる作業は終了です。
今回の作業まとめ
今回はスイッチボックスの接点不良を直した経緯を紹介しました。
作業自体は慣れると特に難しくはないですが、小さな部品が多いので無くさないように注意が必要です。
特にウィンカースイッチは小さなバネが入っており、分解した瞬間どこかに飛んでいって無くしてしまう可能性があるので気を付けてくださいね。
それでは、最後まで読んでいただいてありがとうございました。