リトルカブにYBR125のフロントホイールをつけて18インチ化を計画。
しかし、そのためにはフロントフォークを4㎝ほどワイド化しなければ取り付けできそうにありませんでした。
そこで、今回はリトルカブのフロントフォークをワイド化した作業をメモとして残しておきます。
その際に参考にさせてもらったのがこちらの動画。
先に見ておくと作業の流れが分かると思います。
この記事の内容
フロントフォークを切断する
まずはフロントフォークを切断する前に元の寸法を測っておきました。
切断したあとは、この情報をもとにフォークを広げていきます。
まずはこの部分をズバッと切断!
僕は先ほど紹介した動画のようにサンダーを使って切断しましたが、
こっちの工具を使った方良かったなと思いました。
サンダーよりも静かだし、火花は飛ばないし、まっすぐキレイに切れるので、またやる機会があれば次は間違いなくこちらを使います。
続いてはこちらも切り落とします。
これで左右のフォークとステムの部分、3つのパーツに分けることができました。
溶接なしでもいけるか試してみたけど…
カブのフロントフォークのワイド化といえば溶接が必須ですが、これを何とか溶接なしでできないか考えてみました。
このように切り落としたパーツをボルトで固定すればいけるんじゃないか?
と思い、切断した部分を17㎜の大きさまで広げてみました。
すると、下側のヘコミ部分がごっそりと無くなって穴が開いてしまいました。
このまま継続してやってみようと思いましたが、寸切りボルトに17㎜の設定がないので、ボルトを通す穴を最低でも18㎜まで広げなければいけないことが判明。
そうなるとヘコミ部分の穴がさらに大きくなって強度的に不安が出てきます。
また、18㎜の寸切りボルト、ナット類(両端は袋ナットにしたかった)が意外と高く、その材料をそろえるだけで7000~8000円程かかりそうでした。
これはどう考えても溶接した方が断然安上がり!
ということで、この案は諦めて当初の予定通り溶接でいくことにします…残念!
そして溶接へ…
続いてはいよいよ溶接に移りますが、
その前に、溶接中にバラバラの部品がズレたりしないように固定しておきます。
これは最初に測った寸法に+40㎜して、寸切りボルトで固定した様子。
上の部分は左右20㎜ずつ広げて固定しています。
ステムの下側部分はセンターを出して、そのへんにあったステーで抑え込んで固定。
これは、ステムの下側部分が左右にずれたり、ねじれたりするのを防ぐためにしておきました。
ちなみに、17㎜のパイプは意外と高かったので、ドラッグスター250のフロントアクスルシャフトを購入。
こちらの径も17㎜なので、頭を落とせば17㎜のパイプに早変わり!
ヤフオクで112円で落札することができたので、普通にパイプを買うよりもかなりお得に仕入れることができました。
17㎜のアクスルシャフトはいろんな車種のものがあるので、別の機会でフロントフォークのワイド化をすることがあれば、次回もこの方法を使いたいと思います。
で、
溶接ができました。
上の部分は、何かの目的(思い出せない…)で購入しておいたステーを使って、
この部分を切断した後にできた隙間に差し込んで溶接しています。
横はこんな感じ。
いい感じにセンターも出てると思います♪