【バルカンクラシック400】ラジエーターの取り外し方!ラジエーター液の処分方法も!

こんにちは。

 

今回の記事では、

バルカンクラシック400のラジエーターの取り外しの経緯や、その際に抜いたラジエーター液(クーラント)の処分方法を紹介していきます。

ラジエーターを外すなんていうことはそうそうないとは思いますが、この記事があなたにとって何かしらの参考になれば嬉しいです。

 

この記事の内容

【バルカンクラシック400】ラジエーターの外し方

それではさっそく作業開始です。

 

 

まずはラジエーターの配線をはずしておきます。

このブログでは何回も言っていますが、次につなぐ時に覚えている自信がない場合は分かるようにしるしをしておきましょう。

 

 


次にラジエーターをとる時に邪魔になるホーンをはずします。

ホーンの上にあるボルト2つをはずすだけでOKですよ。

 

今回はラジエーターを外したかっただけなので、豪快に下の部分のホースをはずしてクーラント(冷却水)を抜きました。

ただ、ここから冷却水を抜くとかなりの勢いで液が出てくるので注意してくださいね。

 

また、今回の方法ではクーラントをしっかりと抜くことは出来ません。

しっかりと抜きたい場合は、ちゃんとエンジン下にあるドレンボルトから抜きましょう(エンジンオイルを抜くドレンボルトの後ろにあるので間違えないように注意!)。

 

 

冷却水を抜いたら、エンジンにつながっているホースをはずします。

その上にある細いホースもとっておきましょう。

 

それが終わったら、フレームに固定しているのボルトをはずします。

 

 

お次はラジエーターを固定しているのボルトをはずします。

左側にももう1つありますので忘れないようにしてくださいね。

 

 

ボルトがはずれたら、さっきの冷却水を入れる部分をフレームからひっぱりだします。

あとはそのままラジエーター本体を前側に傾けて、上に持ち上げるとはずすことができます。

 

 

取りはずし完了!!

 

最近バルカンのことをいろいろ調べていて知ったんですが、バルカン400って実はバルカン800のエンジンを400ccにしただけなんですね。

なのでラジエーターも800cc用のものがついており、冬場なんかはエンジンを冷やし過ぎてしまうみたいです。

 

次回組み立てる時には、ラジエーターの小型化も考えてみたいと思います。

 

ラジエーター液(クーラント)の処分方法は?

クーラントに使われているエチレングリコールは毒性があるので、下水やその辺に流したり、液状のままごみとして捨てることは絶対にやめてください!

こちらは法的にもNGなので、「ちょっとぐらいは平気だろう」なんて思う方は自分で作業する資格はないと個人的には思います。

 

さらにクーラントは甘い匂いがするうえ、実際に舐めてみても甘い味がします。

万が一にも子供やペットが口にするといけないので、そのまま放置することも絶対にやめましょう。

 

クーラントの処理方法としては、ガソリンスタンドやクーラントを購入したバイク用品店などで引き取ってもらえる場合があるので、まずは作業する前に確認しておいた方が安心です。

 

もし引き取ってもらえない場合には、

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こういった簡易トイレ用としても使われる高分子ポリマーで固形にした後に燃えるごみとして処分する方法もあります。

災害用なんかで常備しているのであればこちらを使ってみてはどうでしょうか?

ただ、こちらはクーラントだけでは固まりにくいので水で薄めてからの方がいいという評価もありました。

 

 

もっと身近なもので代用するならば、紙おむつやおがくず、猫砂なんかに吸わせて固めるという方法もあるので、これらの方法も試してみてください。

 

ただし、クーラントは産業廃棄物の扱いとなるので処分方法も各自治体によって異なります。

まずはお住まいの地域の自治体で確認しておきましょう。

 

まとめ

ということで、今回はバルカンクラシック400のラジエーターの取り外し方をお伝えしました。

 

ラジエーターを取り外すことはそうそうないと思いますが、ラジエーター液の交換を自分でしてみようと思う方は意外と多いはず。

ラジエーター液に含まれるエチレングリコールは有害物質なので、古いラジエーター液をその辺に流したりそのまま放置することだけは絶対にしないでくださいね!

 

それでは、最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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