【実験!】ホイールのサビ取りと塗装はホイールを分解するのとしないのどちらが楽?

こんにちは。

今回はホイールのサビ取りと塗装をするにあたり、ホイールを分解した方としない方とどちらが作業的に楽かを実験してみました。

 

現在ホイールの塗装を考えている方はこの記事を見て比較していただければと思います。

 

この記事の内容

スポークホイールのサビ取りと塗装は分解するのとしないのどちらが楽?

スポークホイールのサビ取りと塗装はホイールを分解した方が楽なのか?それとも分解しない方が楽なのか?

 

今回実際に自分で試してみた結果をお伝えします。

 

まずはホイールを分解した時。

ホイールを分解した時はホイールの分解・組み立て作業をしないといけない代わりに、各部品のサビ取りや塗装がとてもやりやすかったです。

ホイールの分解・組みたて作業が苦にならない方は、断然こちらの方がやりやすいと思います。

 

 

次にホイールを分解しなかった時。

逆にホイールを分解しなかった時は

  • スポークなどのサビ取り作業がちまちまとして時間がかかる
  • 塗装する時に細かくマスキングをしないといけない
  • スポークが重なったところなどはキレイに塗装できない。

 

といったストレスはありますが、塗装してしまえば作業終了なところはとても楽チンですし、マスキングさえしっかりしていればタイヤをつけたままでの塗装も可能です。

スポークホイールの分解・組みたて作業ができない方はどうしてもこちらのやり方をするしかありませんが、サビ取りに関しては地道で時間がかかる作業となります。

 

 

仕上がりに関してはどちらも大した差はなかったので、サビ取り・マスキングの地味で時間がかかる作業知識のいるホイールの分解・組み立て作業のどちらを面倒と思うかで結果は変わってくると言えます。

 

僕個人の感想としては、スポークのサビ取り・マスキングがかなり面倒だったので、ホイールを分解してからの作業の方が楽だと思いました。

 

 

次からはそれぞれの作業の経緯を紹介していきたいと思います。

 

まずはタイヤを外す

まずは前後ともタイヤを外していきます。

 

マスキングさえしっかりとしていればタイヤをつけたままでの塗装も可能なので、作業の楽さでいえばホイールを分解しない方に軍配は上がります。

 

タイヤの外し方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

 

ホイールを分解してのサビ取りと塗装

それではホイールを分解してからのサビ取りと塗装の作業風景をお伝えします。

 

ホイールの分解はこちらの記事を参考にしてみてください。

 

まずはリムのサビ取り

リムはスチールウールとサビトリキングを使ってサビ取りしました。

仕上げはメッキングでコーティングしています。

 

内側もしっかりとサビ取りしました。

 

スポークの隙間など、細かく作業する場所がないのでとても簡単にストレスなく作業することができました。

 

ハブとスポークのサビ取り

続いてハブとスポークのサビ取り作業。

 

スポークのサビ取りは、真鍮製のワイヤーブラシをつけたディスクグラインダーを使いました。

もし作業する場合はスチール製のワイヤーブラシではスポークが削れてしまうので、柔らかい真鍮製のものを使うようにしてくださいね。

 

 

ピカピカですねー。

スポークも1本1本磨くことができるので、作業はかなり楽にできました。

 

スポークとハブの塗装

スポークとハブの塗装は黒の亜鉛メッキスプレーを使います。

 

 

仕上がりはこんな感じです。

 

※ハブを塗装するときの注意点!

ハブを塗装するときの注意点ですが、ディスクローターの取り付け面はきちんとマスキングをして色を塗らないようにしましょう。

 

ディスクローターの取り付け面を塗装してしまうと、

塗装が浮いた時に取り付けボルトが緩みやすくなったり、ハブとローターの設置面が塗装のせいでまっすぐにならずローターが傾いたりする可能性があるからです。

 

ディスクローターを塗装するときも、もちろんハブとの接地面は塗装しないようにしてください。

 

スポークの塗装にはこちらを使用しました。

田舎では良く目にすると思う農業用のコンテナ。

これに吊るすとスポーク全体をまんべんなく塗ることができました。

ネットで調べてみると、洗濯バサミがいっぱいついた洗濯物干しに吊るして塗装している方もいましたよ。

 

ホイールを分解してのサビ取りと塗装を終えて

ホイールを分解しての作業を終えて思ったことは、とにかく一つ一つの部品を単体で作業できるので、細かい作業のストレスもなく少ない時間で作業を終えることができました。

 

ただ、これで作業終了ではなく、この後にスポークを組む作業が待っています。

 

ホイールを分解せずにサビ取りと塗装をする

続いてはホイールを分解しない状態でのサビ取りと塗装作業です。

 

ホイールのサビ取り

ホイールを分解しない状態でのサビ取りは細かいところの作業が多いので、スチールウール、サンドペーパー、真鍮ブラシを使ってやっていきます。

 

まずは真鍮ブラシで大まかなサビや汚れを落とし、そのあとスチールウールで全体をこすります。

スポークのサビがひどいものは、サンドペーパーを巻きつけて1本ずつこすっていきます。

 

スポークの塗装

ホイールのサビ取りが終わったので、次はスポークの塗装をしていきます。

 

ハブも塗りたかったのでリムにつかないようにマスキングをしました。

スポークの間の細かいところまでマスキングしないといけないので、こちらの作業にもストレスを感じました。

 

また、きちんとスプレーできなかったニップルの部分は筆を使って手作業することになります。

 

 

ということで、ホイールの塗装が終了しました。

 

遠目から見ると、仕上がりに大した違いはないですね。

 

ホイールを分解せずに作業して楽なところは、これで作業終了なところです。

 

ホイールを分解しない状態でのサビ取りと塗装を終えて

今回ホイールを分解せずに作業してみると、とにかくサビ取りに時間がかかりました。

 

また、スポークが重なっているところやスポークのつけ根などの細かいところは、手が入らなかったりして完全にきれいにはできませんでした。

ホイールを分解して作業した時はスポークを1本ずつサビ取りできたので、作業が早いし楽でした。

 

ホイールを分解しない状態での作業はこれがかなりのストレスとなります。

 

 

塗装に関しては、なんといってもマスキングがめんどくさいです。

特にリムの部分をしっかりマスキングしようと思うと、かなりの労力とマスキングテープを必要とします。

 

ただ、これで作業自体は終わりなので、作業が終わってしまえば気は楽になります。

 

まとめ

ということで、今回の記事ではホイールのサビ取りと塗装がホイールを分解した方としない方とどちらが作業的に楽かを実験してみました。

 

ホイールを分解しての作業では、ホイールの分解・組み立て作業をしないといけない代わりに、各部品のサビ取りや塗装がとてもやりやすかったです。

 

逆にホイールを分解しなかった時は

  • スポークなどのサビ取り作業がちまちまとして時間がかかる
  • 塗装する時に細かくマスキングをしないといけない
  • スポークが重なったところなどはキレイに塗装できない。

といったストレスはありますが、塗装してしまえば作業終了ですし、マスキングさえしっかりしていればタイヤをつけたままでの塗装も可能です。

 

最終的な仕上がりは遠目に見ればどちらも大差はないので、好みの方でやるのがおすすめだと思います。

個人的には、ホイールを分解してからの方が作業をスムーズにできてよかったです。

 

それでは、最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

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