現在、別冊少年チャンピオンで連載されている「フルアヘッド!ココ ゼルヴァンス」

 

この作品の中でも、その非道さでかなりの存在感を放っているアスカマ・ニグですが、この漫画の作者、米原秀幸さんの作品を知っている方は、

 

「フルアヘッド!ココ ゼルヴァンス」にアマギンが出ている!

 

ということで話題になっていますね。

 

 

公式でははっきりと同一人物とは言ってませんが、コミックスの第3巻のおまけページでは、それっぽいことをにおわせる発言もあります。

ですが、アマギンが登場していたのは20年以上前の漫画の中なので、アマギン自体を知らない方もいるでしょう。

 

 

今回の記事では、

アスカマ・ニグの同一人物と思われる天草銀(アマギン)がどんなキャラだったのか、他にも2人の共通点や、彼のテーマソングと言われる曲についてまとめています。

 

この記事の内容

天草銀(アマギン)はどんなキャラ?

アマギンは、高校を舞台にした不良漫画「ウダウダやってるヒマはねェ!」の第3巻で主人公2人の敵役として初登場します。

彼がいなければ、「ウダウダやってるヒマはねェ!」はここまでのストーリーにならなかったと言ってもいいくらいこの漫画では重要なキャラでもあります。

 

アマギンは狂犬と恐れられていて、その名前は拠点とする静岡以外の県にも響くほど。

人を平気で日本刀で切りつけたりは当たり前だし、カスタムしまくった愛車のハーレーはノーヘルで乗り回すし(ちなみにウインカー、ナンバープレートはついてません…)不法侵入や放火も平然とやってしまいます。

 

自殺なんてオレのやり方に反するんだがな…貴様の言いなりにだけはならない

 

なんて言いながら敵の飛行機から飛び降りたりと、もうやることがムチャクチャです。

 

その孤独さや、飼い犬になるくらいなら自ら死を選ぶところ、どんな状況に追い込まれても相手に最後まで噛みつく。

といった危なさが彼の魅力だと思います。

 

 

「フルアヘッド!ココ ゼルヴァンス」のアスカマ・ニグも手下の顔面に割れた瓶を突き刺したり、拍車のついたブーツでココの顔を傷つけたり、レインの羽を引きちぎったりと、舞台が変わってもその非道さは相変わらず。

ただ、「フルアヘッド!ココ ゼルヴァンス」では、ココやバーツもやることがムチャクチャですし、剣での斬りあいとかが当たり前なので「ウダウダやってるヒマはねェ!」の時よりは普通に見えてしまうのが少し残念ですが…

 

ちなみに、はじめは黒髪でツンツン頭でしたが、この物語の主人公の1人・島田亜輝にピストルで撃たれた時のショックで髪の毛が真っ白になってしまい、それからは髪をおろすようになりました。

 

天草銀(アマギン)とアスカマ・ニグの共通点

公式で同一人物と言われていませんが、アマギンとアスカマ・ニグには、たくさんの共通点があります。

ここではアマギンとアスカマ・ニグの共通点をお伝えします。

 

もうお気付きの方もいると思いますが、Gin・Amakusaを反対から読むとアスカマ・ニグになるんです。

名前を反対から読んだだけ…もうアマギン本人と思ってもいいくらいですね。

 

名前の他にも身に着けているものや、無数の傷跡などがあります。

 

身に着けているもの

まずは服装ですが、アマギンはベストにスリムパンツ、拍車のついたウエスタンブーツというスタイルでしたが、アスカマ・ニグも着ている服は違いますが、同じような格好をしていますね。

武器の日本刀も同じものです。

 

無数の傷跡

アマギンは、腹違いの兄に額と胸を銃で撃たれて死んでしまうのですが、アスカマ・ニグも同じところに銃で撃たれた跡があります。

あと、ちぎれた舌先と左耳は、「ウダウダやってるヒマはねェ!」の主人公の1人・島田亜輝にやられたものです。

 

1つだけ違うところも

ここまでいろんな共通点があったアマギンとアスカマ・ニグですが、1つだけ違うところもありました。

アマギンには、おでこに生えた特徴的な髪の毛があるんですが、アスカマ・ニグにはそれが確認できませんでした。

 

やはり別人なのか?

 

天草銀(アマギン)のテーマソング

アマギンは、最初の頃「Green Green Grass Of Home」という歌をよく口ずさんでいました。

この曲は、死刑を待つ囚人が牢獄の中で故郷を想うという内容で、彼のバックボーンともいわれています。

 

「Green Green Grass Of Home」はいろんな人が歌っていますが、作品の米原秀幸さんは、Joan Baezという方の声がアマギンのBGMには一番あっていると言っています。

まとめ

今回の記事では、

アスカマ・ニグの同一人物と思われる天草銀(アマギン)がどんなキャラだったのか、2人の共通点や、彼のテーマソングと言われる曲についてお伝えしました。

 

やはり、アマギンの本当のカッコよさを知るには「ウダウダやってるヒマはねェ!」を読んでもらうのが一番早いです。

ココが顔を傷つけられたのと同じようなシーンや、最終回では、死んだはずのアマギンらしき人物がいるBarの名前が「海賊船」だったりと、面白い発見もあります。

 

個人的には、ニグが操る幻影も「ウダウダやってるヒマはねェ!」4巻でアマギン後ろにいる悪魔だったらもっと面白かったんですけどね。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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